ハクチョウのまち

更新日:2023年10月31日

指定概要

平内町の浅所海岸を基点とする夏泊半島一帯はハクチョウの渡来地として、文化財保護法により全国で唯一「特別天然記念物」に指定されています。この素晴らしい景観と眺望は後世に守り伝えていかなければならない貴重な自然環境であることから、町では「ハクチョウのまち」として様々な取組を行っています。

  1. 名称 小湊のハクチョウおよびその渡来地
  2. 所在地 青森県東津軽郡平内町・青森市の一部
  3. 管理団体 平内町
  4. 指定区分 特別天然記念物
  5. 指定年月日 大正11年3月8日(1922年)天然記念物に指定される。
    昭和27年3月29日(1952年)特別天然記念物に指定される。
  6. 指定理由 世界的に珍しい群集地帯で、学術上極めて有益。また、交通や周囲の環境が他の渡来地よりはるかによい。
水上で羽ばたこうとしている白鳥の横でたたずんでいる白鳥の写真
山を背景に飛行している白鳥の写真

【〈令和3年度〉第20回ふるさと自慢わがまちCM大賞】 天然記念物に指定100年、特別天然記念物に指定70年

 平内町の白鳥の渡来地は天然記念物に指定されてから令和4年3月で100周年を迎え、特別天然記念物に指定されてからは70周年を迎えます。

 動画を見て平内町の浅所海岸にお越しいただければと思います。

飛来状況

令和5年度:令和5年10月16日に初飛来!

平内町の冬の風物詩、ハクチョウの今シーズンの初飛来を10月16日確認しました。
今年も約3千キロも離れた遠いシベリアから浅所海岸へ元気に飛んできてくれました。

令和5年度の初飛来の様子

ハクチョウのまち再生事業

「ハクチョウのまち再生事業」は町のハクチョウを守り伝えるための事業で、町の観光、産業、教育、環境などにも関連する大きな取り組みです。町全体の取り組みに発展させていくために最も重要なキーワードの一つは「人」。地域住民、学校、産業団体、行政など、まちづくりの多様な主体が白鳥を通じて楽しみながら交流し、情報共有する場を提供するため、以下の事業を行っています。

12月の最初の土曜日に、毎年開催。検定料は無料。初級と上級、名人級の3種類。

長机に置かれた紙をペンを持ちながら見ている人たちの写真
並んでおかれている長机に座っている人たちの写真

毎年10月から1月まで、皆さんからハクチョウの写真を募集しています。毎年様々な方に応募いただいています。

日が差している水辺で白鳥が群れている写真
水上で2羽の白鳥が嘴を擦りあっている写真

白鳥の飛来シーズンに浅所海岸の魅力や伝説、ハクチョウのガイドをしています。

群れている白鳥をそばで眺めている人たちの写真
白鳥が群れているそばで資料を持ちながらガイドをしている人の写真

管内の小学3年生~6年生(夏:定員20名、冬:定員15名)を対象に普段見慣れている景色や白鳥のことを知る機会。参加費は無料。

泥の目立つ水辺で子供たちが網を持って調査をしている写真
子供たちが体育館の床で資料を作っている写真

ハクチョウのまちシンポジウム

 白鳥に関する基調講演やトークセッション等のお話を無料で聞くことができます。令和5年度は日本白鳥の会総会が平内町で開催されるのに合わせて、シンポジウムを行う予定です。詳細が固まり次第、お知らせします。

平内町白鳥を守る会

 「平内町白鳥を守る会」は平成17年に設立された有志団体です。一時活動を休止しましたが、平成27年4月に活動を再開し、白鳥の生態調査や海岸清掃などさまざまな活動を行っています。

リンク集

インターネット自然研究所 ライブカメラ映像(浅所海岸)

浅所海岸のハクチョウ観察所前に設置されたカメラの画像(静止画)をご覧いただけます。

ハクチョウ等への餌付け自粛について(青森県自然保護課)

鳥インフルエンザの感染拡大防止の観点から野鳥への餌やり自粛をお願いしています。
餌をまくことで、そこに野鳥が密集し鳥同士の感染が広がるのを防ぐためです。

「ハクチョウのまち再生」に関する取り組みを紹介しています。

【公民館放送局】平成25年度公民館GP成果発表会「青森県平内町」

【公民館放送局】平成26年度公民館GP成果発表会「青森県平内町」

この記事に関するお問い合わせ先

平内町教育委員会 生涯学習課
〒039-3321
青森県東津軽郡平内町大字小湊字下槻12-1

電話番号:017-755-2565
ファックス:017-755-2078

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