野生動物の目撃が相次いでいます!!

更新日:2025年02月20日

近年、里山の自然環境が変化し、有害鳥獣の目撃情報が相次いでいます。町内においても毎年春から秋にかけてニホンザル・ニホンジカ・ツキノワグマ・イノシシなどの目撃情報が寄せられています。

ニホンザル・ツキノワグマ・ニホンジカ・イノシシの詳しい目撃位置情報をマッピングしています。

ピンをクリックすると詳細な情報が表示されます。

野生動物に注意しましょう!!

ツキノワグマ

  • クマに出会わないために

・自宅や畑、キャンプ場などでは生ゴミや残飯、米ぬかなどクマの食べ物になるようなもの、シンナー、ペンキ、ガソリン、オイルなど揮発性でにおいの強いものを屋外に放置しない。

・においでクマを寄せ付けてしまうのでコンポストの管理に注意する。

・果樹や野菜は早めに収穫し、落ちた実は放置しない。収穫する予定のないもの(柿や栗の実、ハチの巣)は除去する。

・墓地の供え物(飲み物を含む)は持ち帰る。

・クマは身を隠すヤブを通って人家近くまで出没するので、集落や通学路などを点検してヤブなどを刈り払い、見通しをよくする。

・クマがいるような場所に近づく場合は鈴や笛、ラジオなどの音で自分の存在を知らせる。

・ドングリ、くるみ、栗、アケビなどが実っている林にはクマが潜んでいる可能性があります。

・山や茂みに入る時は2人以上で入る。

・樹木に残る爪跡や足跡など、クマの痕跡に注意し、見つけた場合は引き返しましょう。

・クマが活発に活動する朝夕の時間帯を避ける。

・川や沢沿いでは水音によってお互い気づきにくいため、特に注意する。

・雨や風の強い日、霧の濃い日はクマも人の気配に気づかず、至近距離まで接近することがあります。普段以上に注意しましょう。

・木の実を食べるためにクマが木に上っていることがあるので、頭上にも注意する。

 

  • クマに遭遇したときは

・クマに遭遇したときは落ち着いて、クマに背をむけず、向き合ったまま後にゆっくりと後退しましょう。距離が十分に開けばクマも落ち着きます。クマは逃げるものを追いかける習性があります。

・ものを投げる、大声で叫ぶ、走って逃げるなどの行為はクマを興奮される恐れがあります。

・それでも襲われそうになった場合は、地面に伏せ、両手で首の後ろをガードして頭と首を守る防御姿勢をとってください。

・子グマの近くには母グマがいます。子グマを守ろうと人を攻撃する恐れがあるので、近づかないようにしましょう。

ニホンザル

  • サルに出会わないために

・果樹や野菜は早めに収穫し、落ちた実は放置しない。収穫する予定のないものは除去する。

・墓地の供え物(飲み物を含む)は持ち帰る。

・家に侵入する恐れがあるため、戸締まりをしっかりしてください。

・餌付けをしない。餌付けをすると人間を怖がらなくなり、エサをもらおうとして、レジ袋や鞄など人の荷物を奪う、人に噛みつくなど凶暴になる場合があります。

 

  • サルに遭遇したときは

・刺激せずに落ち着いて離れる。興味本位で近づいたり追いかけたりするなど、サルを刺激する行為は控えてください。

・サルと目を合わせると威嚇されたと思い、人が視線を逸らしたときに襲ってくる場合があるので、サルの目を見ないでください。

・サルをからかうことはやめましょう。思わぬ行動に出て、事故になる可能性があります。

・食べ物を与えない、見せない。

ニホンジカ

  • シカに遭遇したときは

・静かに通り過ぎるのを待つか、慌てずにゆっくり後ずさりしましょう。

・刺激しないようにして、すみやかにその場を立ち去りましょう。

・追いかけたり、大声で騒いだりなど刺激すると危険です。道路などに飛び出し、交通事故を引き起こす危険性があります。

・車での走行時にシカと衝突する事故も報告されています。特に夜間の走行時には十分に注意を払い、速度を控えめに走行してください。

 

・オスの鹿にはツノが生えていますので、ツノで突き飛ばされてケガをする恐れもあります。

・子鹿を連れているメスの鹿は子どもを守るための母性本能で攻撃的になっています。遭遇した場合は近寄らず、遠くから見守るようにしましょう。

その他

・野生動物は人にうつる病気にかかっている場合がありますので、死んでしまったりや弱って動けなくなったりした野生動物を見つけても、決して触らないようにしてください。野生動物やその排泄物などに触れてしまった場合は、手洗いやうがいをしましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

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