アオノリュウゼツラン開花情報(2012年)
夜越山森林公園よりホットなお知らせです。
当園のサボテン観賞温室において、大変珍しい花が咲きそうです。
その植物の名は…『アオノリュウゼツラン』!!
昭和47年の開園以来、初めてのことだそうです。是非この機会に当園へご来場いただき貴重な竜舌蘭をご覧ください。
アオノリュウゼツラン(和名)
- 科名:リュウゼツラン科
- 学名:Agave americana
- 原産国:南米
幅20センチメートル、長さ1メートルから2メートルもある厚肉の葉を20枚から30枚も地上に展開する雄大な多肉植物。葉の縁がわずかに波状をなし、黒褐色のとげをつける。長い年月を経たものがまれに開花するので、開花をみることは貴重である。花茎は6メートルから8メートルにも高く伸び上がり、多くの枝を分岐し、8センチメートルから9センチメートルの淡い黄緑色の花を多数つける。最初の株の出茎を確認できたのが、平成24年3月1日。わずか1ヶ月で茎の高さは2.5メートルに達し、別の株から出茎を確認したのも同時期であった。それから1ヶ月後には5メートルにまで伸び、茎の先端部分に枝が確認された。現在の茎の高さは、約7メートル。枝の先にある花の芽が膨らんできたので、開花時期はもうすぐなのでは??
アオノリュウゼツラン 成長経過

平成24年3月1日撮影(背面から撮影)
左側の株 茎が出たのを確認

平成24年3月30日撮影(背面から撮影)
- 茎の高さ約2.5メートルへ成長
- 別株に茎が出たのを確認(赤矢印)

平成24年4月19日撮影(背面から撮影)
気温が上昇してきた影響なのか2株とも高さ3メートルを超える。

平成24年4月25日撮影(背面から撮影)
- 左側の株 茎の高さ4メートル
- 右側の株 茎の高さ3.5メートル

平成24年5月5日撮影(背面から撮影)
茎の高さは5メートルに達し、茎の先端部分に枝を確認右側の茎が屋根にまで達したので穴を開ける。

平成24年5月14日撮影(正面から撮影)
左側の株も屋根まで達したので屋根に穴を開ける。どちらの茎にも枝が多く出てきた。

平成24年6月5日撮影
矢根から突き出た先端部、背景には夜越山。

平成24年6月5日撮影
枝の先端部にある花の芽が膨らんできているのが分かる。

平成24年6月19日撮影
つぼみの数も順調に増えていきいる様子。

平成24年6月19日撮影
台風4号の接近に備え、鉄パイプを使って支柱を設置。

平成24年7月3日撮影
6月27日に一輪の開花が確認されてから順調に開花が進む。

平成24年7月3日撮影
花の拡大写真 1房に約200個のつぼみが確認された。
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夜越山森林公園 公園管理事務所
- 住所:青森県東津軽郡平内町大字浜子字堀替36-1
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更新日:2023年03月24日