平成27年度シンポジウム

更新日:2023年03月24日

平成27年度 ハクチョウのまちシンポジウム

認定特定非営利活動法人アサザ基金 代表理事飯島氏からは、『~自然も地域も元気に~霞ケ浦アサザプロジェクト』と題して、「問い」を持ってまちづくりに取り組むとその対策方法が見えてくる。どうやって子ども達と共有していくのか。「地域の活性化には、大人だけが動くのではなく、子ども達にも地域のことを教え、巻き込んでいくことが重要」というお話をされました。

草むらを背景に、オレンジのタートルネックにメガネの男性の写真
  • 日時:平成28年1月24日(日曜日)9時~12時10分
  • 場所:平内町 旧浅所小学校
  • 演題:~自然も地域も元気に~霞ヶ浦アサザプロジェクト
  • 講師:認定特定非営利活動法人
    アサザ基金 代表理事 飯島 博 氏(いいじま ひろし)
スクリーンに映った資料を基に講演をする男性の写真

主な活動

1995年から「湖と森と人を結ぶ霞ケ浦 再生事業~アサザプロジェクト~」を開始。
人と自然が共存できる社会の構築を目指して、独自のアイディアで様々なビジネスモデルや事業を提案。湖の上流から下流まで、 地域住民、学校、企業や行政農林水産業を結ぶネットワーク事業を展開してる。

ワークショップ (基調講演に引き続き)

  • テーマ「私が描く10年後の姿について考えよう!」
  • ひらないの語り場「未来(あした)への地図づくり」

 この日は、平内町以外にも白鳥を自治体の“鳥”として指定している県内6市町村のうち藤崎町、おいらせ町からも参加があり、それぞれの描く10年後の理想の渡来地について熱心に話し合いました。まとめに飯島氏は、白鳥がなぜここを選んできているのか。人間の目ではなく白鳥の目になって、もう一度地域を見直すと、いろいろな繋がりや組み合わせが見えてくる。『平内町はハクチョウに選ばれた町なのだから、なぜ選ばれたのかをもっと考えるべき』と語られハクチョウのまち再生に向けた取り組みへのヒントをいただきました。

①漁業と観光

資料の置かれた机で6人が話し合っている写真

それぞれの関わり

  • 白鳥まつりを是非、存続させてほしい。
  • 環境面で、河川を実際に見て歩くことが大事(小学生の皆さんも一緒に行くのはどうか)
  • 写真を撮る際にも、よい角度などのマニュアル的なものもあればいいと思う。

②子ども教育

複数人が1つの机を囲んで座り、話し合っている写真

それぞれの関わり

  • 浅所海岸、松島の良さを、今の子ども達に伝えていく。伝える場をつくるべき。
  • 白鳥も含めて町について、地元のことを学習する機会が学校のほうであればいいのでは。
  • 「白鳥学」を授業の中に取り入れて、学ばせていくことはできないだろうか。

③ハクチョウや渡り鳥の生息地とまちづくり

複数人が机の上の資料を見ながら話し合っている写真

それぞれの関わり

  • 飛来地同士での交流で情報交換。平内町単独だけでなく、近隣市町村を巻き込んだものにできないか。
  • 浅所小学校を舞台にした、白鳥に関したものを進めていくことで、町民の意識が高まるのでは。
  • 町内では、白鳥が来るのは昔から当たり前と思っていたので、特別なものなんだという町民自体の意識を高めていこう。

この記事に関するお問い合わせ先

平内町教育委員会 生涯学習課
〒039-3321
青森県東津軽郡平内町大字小湊字下槻12-1

電話番号:017-755-2565
ファックス:017-755-2078

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