平成26年度シンポジウム
平成26年度 ハクチョウのまちシンポジウム
環境学を専攻とする藤氏からは、「ハクチョウと人、地域のつながりについて」講演が行われ、ハクチョウとの共生を考えるうえで、「森は海の恋人、住民はその仲人、ハクチョウはそれをチェックする使者」というキーワードが紹介されました。
これまでの直接的な餌付けではなく、干潟の整備や森林・河川・海を豊かにすることで間接的な餌付けに転換していくことを提言され、自然循環が広範で多様な関係性を持つこと、ホタテ養殖などの漁業にも密接に関係していることも強調されました。
日 時 平成26年12月13日(土曜日)10:00~12:30 |
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【学位】 【研究内容】 |
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ワークショップ
テーマ「私が描くハクチョウのまちづくり 10年後の姿」とは
「10年後、こんなことがあったら素敵だろうな」と参加者が望む町の姿や人々の取り組みなどについて、思いつくままキーワードをあげ、熱心に話し合いました。テーマごとに3グループに分かれコーディネーターを東青教育事務所の方、町役場関係各課の職員が務め、共通理解と交流が図られました。
まとめに藤氏は、ワークショップの良いところは個人の意見がみんなの理解につながり、みんなの理解が町づくりの方向性となっていくと話され、今日が第一歩でハクチョウのまちシンポジウムで話し合ったことが生き続けると締めくくり、町を挙げての取り組みを後押ししてくださいました。
テーマ | キーワード | 課題、解決方法、それぞれの関わり | グループ |
①漁業と観光 | ・干潟の再生 ・植林活動 |
・森林の回復 |
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②子どもと教育 |
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・総合的な学習で取り上げ、中学校で行えればよい |
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③ハクチョウや渡り鳥の生息地とまちづくり |
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・観察所は維持管理が問題→シルバー人材、ボランティア、行政の協力が必要 |
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