下水道のしくみ
下水道について
下水道は大きく分けて、管渠(汚水管)とポンプ場と処理場(浄化センター)から構成されています。
管渠(汚水管)
家庭の台所、水洗トイレ、風呂などからの汚水は、各家庭の排水設備から公共汚水ますに流れ込み、そこから汚水管によって浄化センターへと流れています。
ポンプ場
汚水は、高低差のある汚水管の中を自然に流下しますが、地形の状況などにより困難な場合には、ポンプ場を設けて一度高い位置へ汚水をくみ上げ、そこから再び汚水管へ流し込みます。
処理場(浄化センター)
汚水管のなかを流れてきた汚水を河川などに放流するため最終的に処理するところです。
公共ますと排水設備
公共汚水ます
家庭の汚水を下水道へ流し、また清掃や検査のために使います。町は下水道工事の際、1宅地に1個(無料)を設置します。
排水設備
家庭の汚水を流すには、宅地や通路にそれぞれ排水設備を設置していただかなければなりません。これは、台所・浴室・トイレなどの排水を下水道につなぐもので、この設備がきちんと作られないと、せっかく下水道ができても役に立ちません。排水設備は、公共下水道の供用開始の公示後、個人負担により設置していただくこととなり、維持管理もそれぞれ行っていただきますが、公共ます以降の下水道施設は町が設置し管理します。

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登録日: 2010年7月8日 /
更新日: 2017年3月9日