平内町の浅所海岸を基点とする夏泊半島一帯はハクチョウの渡来地として、文化財保護法により全国で唯一「特別天然記念物」に指定されています。この素晴らしい景観と眺望は後世に守り伝えていかなければならない貴重な自然環境であることから、町では「ハクチョウのまち」として様々な取組を行っています。
1)名称 | 小湊のハクチョウおよびその渡来地 |
2)所在地 | 青森県東津軽郡平内町・青森市の一部 |
3)管理団体 | 平内町 |
4)指定区分 | 特別天然記念物 |
5)指定年月日 | 大正11年3月8日(1922年)天然記念物に指定される。 |
昭和27年3月29日(1952年)特別天然記念物に指定される。 | |
6)指定理由 | 世界的に珍しい群生地帯で、学術上極めて有益。また、交通や周囲の環境が他の渡来地よりはるかによい。 |
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平内町の白鳥の渡来地 は天然記念物に指定されてから令和4年3月で100周年を迎え、
特別天然記念物に指定されてからは70周年を迎えます。
動画を見て平内町の浅所海岸にお越しいただければと思います。
平内町の冬の風物詩、ハクチョウの今シーズンの初飛来を10月16日確認しました。 今年も約3千キロも離れた遠いシベリアから浅所海岸へ元気に飛んできてくれました。話題のミナトくんご夫婦も元気です。 |
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「ハクチョウのまち再生事業」は町のハクチョウを守り伝えるための事業で、町の観光、産業、教育、環境などにも関連する大きな取り組みです。町全体の取り組みに発展させていくために最も重要なキーワードの一つは「人」。地域住民、学校、産業団体、行政など、まちづくりの多様な主体が白鳥を通じて楽しみながら交流し、情報共有する場を提供するため、以下の事業を行っています。
12月の最初の土曜日に、毎年開催。検定料は無料。初級と上級、名人級の3種類。
毎年10月から1月まで、皆さんからハクチョウの写真を募集しています。毎年様々な方に応募いただいています。
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白鳥の飛来シーズンに浅所海岸の魅力や伝説、ハクチョウのガイドをしています。
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管内の小学3年生~6年生(夏:定員20名、冬:定員15名)を対象に普段見慣れている景色や白鳥のことを知る機会。参加費は無料。
白鳥に関する基調講演やトークセッション等のお話を無料で聞くことができます。日本白鳥の会総会とシンポジウムを抱き合わせて、令和4年度は開催する予定です。
www.town.hiranai.aomori.jp/index.cfm/8,0,73,310,html
「平内町白鳥を守る会」は平成17年に設立された有志団体です。一時活動を休止しましたが、平成27年4月に活動を再開し、白鳥の生態調査や海岸清掃などさまざまな活動を行っています。
http://www.town.hiranai.aomori.jp/index.cfm/8,12061,73,html
インターネット自然研究所 ライブカメラ映像(浅所海岸) |
ハクチョウ等への餌付け自粛について(青森県自然保護課) |
「ハクチョウのまち再生」に関する取り組みを紹介しています。 【公民館放送局】平成26年度公民館GP成果発表会「青森県平内町」 |