平成27年度シンポジウム
平成27年度 ハクチョウのまちシンポジウム
認定特定非営利活動法人アサザ基金 代表理事飯島氏からは、『~自然も地域も元気に~霞ケ浦アサザプロジェクト』と題して、「問い」を持ってまちづくりに取り組むとその対策方法が見えてくる。どうやって子ども達と共有していくのか。「地域の活性化には、大人だけが動くのではなく、子ども達にも地域のことを教え、巻き込んでいくことが重要」というお話をされました。
日 時:平成28年1月24日(日曜日)9:00~12:10 場 所:平内町 旧浅所小学校 演 題:~自然も地域も元気に~霞ヶ浦アサザプロジェクト 講 師:認定特定非営利活動法人 アサザ基金 代表理事 飯島 博 氏(いいじま ひろし) |
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【主な活動】 ・1995年から「湖と森と人を結ぶ霞ケ浦 再生事業~アサザプロジェクト~」を開始。 |
ワークショップ (基調講演に引き続き)
・テーマ「私が描く10年後の姿について考えよう!」
・ひらないの語り場「未来(あした)への地図づくり」
この日は、平内町以外にも白鳥を自治体の“鳥”として指定している県内6市町村のうち藤崎町、おいらせ町からも参加があり、それぞれの描く10年後の理想の渡来地について熱心に話し合いました。まとめに飯島氏は、白鳥がなぜここを選んできているのか。人間の目ではなく白鳥の目になって、もう一度地域を見直すと、いろいろな繋がりや組み合わせが見えてくる。『平内町はハクチョウに選ばれた町なのだから、なぜ選ばれたのかをもっと考えるべき』と語られハクチョウのまち再生に向けた取り組みへのヒントをいただきました。
テーマ | それぞれの関わり |
グループ |
①漁業と観光 |
・白鳥まつりを是非、存続させてほしい。 |
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②子ども教育 |
・浅所海岸、松島の良さを、今の子ども達に伝えていく。伝える場をつくるべき。 |
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③ハクチョウや渡り鳥の生息地とまちづくり | ・飛来地同士での交流で情報交換。平内町単独だけでなく、近隣市町村を巻き込んだものにできないか。 ・浅所小学校を舞台にした、白鳥に関したものを進めていくことで、町民の意識が高まるのでは。 ・町内では、白鳥が来るのは昔から当たり前と思っていたので、特別なものなんだという町民自体の意識を高めていこう。 |
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