桜(夜越山森林公園)

山々の雪解け水が川となり、台地から小さな命が芽吹くとき、ようやく平内にも春が訪れる。4月下旬から5月にかけて満開となる桜、椿とサボテンまつりの主会場である夜越山森林公園は、約500本の桜が咲き乱れ並木道には桜のトンネルがつらなり、多くの花見客で賑わう。桜が散りはじめるころから6月にかけ国の天然記念物である北限の自生ツバキが丘陵一帯を深紅に染め、その赤と緑のコントラストの美しさは、見物客の感嘆の声を誘う。

梅雨がようやくあけ温度計が上昇を始めるころ、待ち焦がれた子供たちは歓声をあげ海に飛び込む。椿山海水浴場夜越山オートキャンプ場は、色とりどりのテントが張られ若者や家族連れで賑わいを増す。一方、ひらない夏まつりでは、ねぶた発祥の地とあって笛・太鼓の囃子が特有で、独特のリズムのなかねぶたが運行される。

ねぶた(ひらない夏まつり)
ほたて釣り(ほたての祭典)

稲穂が一面に頭をたれて収穫を待ちわびる秋。平内の秋は、ほたての祭典が開催されます。秋晴れのもとホタテ釣りなどホタテ一色のイベントで大賑わいを呈する。

まばゆい彩りを見せた樹木たちもひっそり静まり、降り積もる雪。白鳥舞う陸奥湾を眼下に白銀の世界を誇る夜越山スキー場は、初心者から上級者までのコースがあります。3月上旬から洋ランまつりが行われ、200種以上の洋ランが咲き乱れます。特別天然記念物小湊のハクチョウおよびその渡来地で知られる浅所海岸には、オオハクチョウが優美な姿を楽しませてくれる。やがて厳しい寒さも緩む頃、甲高い声とともに白鳥の舞が繰り広げられ遠いシベリアへの旅立ちが春を告げる。

白鳥(浅所海岸)